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■鹿児島の名所■
 
関吉の疎水溝
世界文化遺産に選ばれた棈木川下流の
「吉野疎水」関吉取水口です
取材日:2015/11/15
 
所在地:鹿児島県鹿児島市下田町1263先
 
● 集成館事業の高炉や鑚開台(砲身に穴を開ける装置)などの動力には、蒸気機関が研究段階であったため使用できず、代わりに水車動力が用いられました。

 元来、仙巌園には、鹿児島市吉野台地の西方に位置する下田町関吉から園に水を供給するための疎水(吉野疎水)が築かれていました。そのため、1852年、島津斉彬(しまづなりあきら)はその疎水から新たな水路を築き、約7kmに渡って導水し、集成館の水車に水を供給しました。

 関吉には、稲荷川から取水した当時の取水口跡が残っており、疎水溝の一部は現在も灌漑用水として利用されています。

 磯地区にも集成館への水路跡が残っています。
 なお、2013(平成25)年に国の史跡に指定されています。
 ここまで、「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域/関吉の疎水溝」より転載。

 ※これまで知る人も少ない場所で、私も先日初めて知りましたが、2015年7月に世界文化遺産に登録されてからは訪れる人も多く、駐車場や見学コースの整備が進み、日曜祭にはこの名所の説明をしてくれるガイドさんを、鹿児島市により常駐して色々教えてくれています。
嘗て分水嶺の関を作った渓谷 説明してくれたガイドさん↑
   
   
   
   
   
   
   
   
   
帰り道から見た下田の田園地帯 疎水は今でも農業用灌漑水として使われています

下田町のアベキ川下流域で稲荷川の流域の渓谷に、江戸時代に島津藩が作った「関吉の疎水溝」と言う分水嶺です。稲荷川上流から仙巌園まで約7キロメートルに及ぶ用水路で、磯の仙巌園界隈に建設された製鉄の反射炉や集成館事業の動力源として利用されたという事です。

今年7月に、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして、世界文化遺産に登録されたという事で、鹿児島市による観光施設整備も始まっていて、駐車場の確保や案内看板の設置が行われていました。また、日曜日だったせいか、現地にはガイドさんも待機していて、成り立ち等を色々聞かせて頂きました。
長年近くに住んでいても、意外と知らなかった地元の名所でした。
鹿児島市の観光サイト、よかとこかごんまナビにも紹介が乗っています。
http://www.kagoshima-yokanavi.jp/data?page-id=2522
この名所の地図:↓
 




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